ビジネスの世界では、わかりやすく、効果的に自分の意見や考えを伝えることが最も重要となります。それは、真剣な交渉だけでなく、日々の社内コミュニケーションにもおいて大切なスキルです。しかし、そのビジネスシーンで自分の言葉遣いについて心配したことはありませんか?
今回は、誰もが効果的なコミュニケーションができるようにするための具体的な表現集です。具体的にどのような表現が効果的かを解説しますので、適切に活用して自己表現をより豊かで、社内外のコミュニケーションをスムーズに進めていただけると幸いです。
- クライアントや社内の人間関係を良好にしたい。
- コミュニケーションスキルを向上させたい。
- 良好な人間関係→ビジネスチャンスやクレームの回避へ
『私の腕のみせどころ…』
積極性を演出しかつ、問題を解決する事で自分の信頼度のUPになり、リピート客になってくれる可能性大!
ここが、私の腕のみせどころ!
なんとか頑張ってみたいです!
相談された案件に対して対応可能な案件の時に使ってみよう!
『腕のみせどころ…』活用例
まなぶさん。
○○どうにかならない?
あれ?
いつもイライラな辛口さん。
今日は珍しく助けを求めてる
対応できる案件だな…
難しいかもしれません…しかし
私の腕のみせどころだと思います。
半日お時間いただけませんか?
『出来る所まで頑張らせていただきます』
前向きな発言をする事で、『出来ない』と悪い印象を与えずその場を離れられる可能性があります。
出来る所まで頑張らせていただきます!
ポイントはその場ですぐ回答が出来ない時に使ってみよう!
『出来る所まで頑張らせていただきます』活用例
○○どうにかならない?
出来るの?出来ないの?
(威圧)
今日はいつもの辛口さんだ…
『出来る』と言って
『出来なかった』時の
リスクが大きそうだな
難しいかもしれません…しかし
出来る所まで頑張らせていただきます!
半日お時間いただけませんか?
『本日は2点、お話に参りました』
どれくらいの時間を必要とするかを示す事で相手の心の余裕を知る事ができる。
今日は忙しいから1点にしてほしい。
忙しそうな相手に話す時に使おう!相手の反応次第で、次回の機会に話をしてみるなど工夫しましょう。
『〇様の事が心配で、お電話しました』
『いつもあなたの事を心配していますよ』と『思いやり』を表現する事で信頼関係を構築する事ができる。
いつも心配してくれてありがとう!
突然の電話や訪問時に使ってみましょう。これらは強制的に相手の時間を奪います。会話を終えた後『○○さんより電話があってよかった』と思われる状態にするとで次回も電話や訪問がしやすくなります。
『私も勉強になりました』
相手と同じ目線になる事で『共感』を表現する事が出来ます。結果、信頼関係を構築へつながる。
私も勉強になりました。
ありがとうございました。
相手がミスをした後や、注意を促した後に使おう!
相手のミス場合→相手が落ち込まないようにフォローできる。
注意を促した時→『偉そうな態度』ではなく『謙虚な態度』が演出できる。
『そのような気分にさせてしまって、誠に申し訳ございません』
『何に対しての謝罪なのか?』を明確にする事によって謝罪が『より深く』表現できる。
ただ謝ればいいと思ってるんでしょ?
相手が怒りを強く表現した時に使おう!謝罪には相手の気持ちに寄り添った対応が必要です。
× 自分の事 > 相手の事
〇 自分の事 < 相手の事
ただ『すいません』を繰り返す人をよく見かけます。『なんとか我慢して乗り越えよう』と自分の事しか考えていない。典型的な悪い例です。